香十徳/10 virtues of incense burning
香に関する10コの徳です。11世紀の北栄の詩人である黄庭堅が考案しました。
日本では、室町時代に一休禅師が紹介したとされています。

一. 感覚が研ぎ澄まされ集中できる
二. 心身を清浄にする
三. けがれやよごれを除く
四. よく睡眠を覚ます/眠気を覚ます
五. 孤独な時に心を癒す
六. 忙しい時にくつろぎを与える
七. 多くても飽きが来ない
八. 少なくても十分足りる
九. 長期保存しても朽ちない
十. 常に用いても障りない
五味/The 5 tastes that express fragrance

香道の世界では
味覚(五味)を用いて香木の香りを
表現しています。